ドローンは法律上飛ばしてはいけないところというのが当然ながらあるわけですが、例え飛ばしてもいいところであってもシチュエーションによっては飛ばさないほうがいいという場所も中にはあります。
飛ばしたい場所を決めたのであれば、それは適しているのかどうかを判断する必要が出てきます。
雨や強風など天候条件が悪い時は故障しやすい
現在ではほとんどのドローンが防水や防塵機能を備えているようなものは無いと言ってもいいでしょう。
そういうことであれば、やはり雨や雪、台風の時のように雨や風が強い時というのは飛ばすのにふさわしくないということが言えるのではないでしょうか。故障してしまうということであればあまりにももったいないことになってしまいます。
雨の日や砂煙が舞う時というのはそれを防ぐ機能が無いということもあって、そういう環境で飛んでいたということであれば、故障してしまう可能性がありますので、飛ばさないほうがいいでしょう。
あまりにも風が強い時というのは操作をするにしても風の抵抗を受けることにもなりますし、風に予想以上流されるということにもなりますので、そういう場合というのはできる限り避けた方がいいわけです。
電磁波や電波がとても強い場所は操縦不能になりやすい
周囲に電磁波や電波がとても強いようなところというのはドローンの送信機と受信機において電波干渉を起こしやすくなりますので、そういうところというのは操縦をするのを止めておいたほうがいいでしょう。
電波干渉を起こしてしまうと、操作するコントローラーが混信を起こしてしまい操縦不能になる可能性がありますので、フライトは止めておくべきです。
どういうところが電波干渉を起こしやすいのかというと、周囲に鉄塔や鉄橋、線路のように金属機器が多いような場所です。
そういうところは電線とつながっていたりしますので、飛行する時に障害物として邪魔になってしまいます。操縦をする際にはこういうところで障害物に当たらないように注意をしてください。
人が多く集まっている場所は落下のリスクがある
人が集まっている場所でドローンを飛ばすというのはそれが落下した時のリスクを考えると避けた方がいいということが分かります。
特に初心者の場合は特に落下のリスクが高くなりますので、わざわざ目立つために飛ばすというのはやめておくべきです。イベントなどを空爆する場合というのは事前に許可を必要となる場合がありますので、勝手にそういうことをしないほうがいいでしょう。
落下してしまうと人が多く集まっている場所であれば落ちたものが当たってけがをするということにもなりかねません。
けがをさせてしまった場合には被害者に対して何らかの補償が必要になってくるわけですが、何かあった時のためのドローン保険に加入するのもいいのではないでしょうか。